3月11日に起きた「東北大震災」は、未だに多くの人が行方不明になっており、被災された人は小学校の体育館のようなところで避難生活を続けている。そのニュースを見るにつけ、いつもとほとんど変わりのない生活をしている自分達は、いいのだろうか?という疑問となにかしら災害を受けた人々のためになにかしらしなければいけないのではないか?という自問自答のようなことを繰り返している。
福島にある原発も解決の見通しがつかない状況で、先月からつくばから帰ってきている長女も今週にはつくばにもどることになっているが、なんだか心配だ。
4月のなって、新しい先生の赴任や職員室の引っ越し(席替え)もあり、また新年度が始まるなあというムードになってきた。昨日は亜由美も、もう帰ってしまうというので、栞といっしょに餃子を作った。午後は今年初めて東陵公園で30分ほど走ってきたが、まだ寒く、しかも雪が残っていていつもやってる木の間をドリブルすることはできなかった。
昨日は、桑田佳祐の新譜をレンタルしてきてダビング。週間ブックレビューで紹介されていた島本理生という人の本を図書館で借りてきて読む。「クローバー」という短編集だが、登場するのはどのお話も、男女の双子の大学生の話で、恋愛にまつわる悲喜こもごもだが、2話読んだが、なかなか面白い。双子の男の子の立場から書かれているのだが、人間観察が鋭く、細かい部分までその人となりが表現されていて興味深い。特に双子の姉の人間性には笑わされる。我がままで破天荒な部分もあるが、愛すべきキャラともいえて面白い。
さあ、明日から新年度!気合い入れ直さないと。