今日は、オホーツク美術展のお手伝いに行く。亜由美の作品は入賞。わしのは今年から会友になったので、賞はなしらしく、残念だった。夕方から今年最後の焼肉。亜由美も今週木曜日に帰る。
2011年8月28日日曜日
日輪の遺産
昨日、次女が受験生で塾なので、連れて行ってあげられなかったが、かみさんと長女(大4年おいこっちも就職活動中なんじゃが)で旭川まで映画を見に行く。なにしろ北見でやっていないので仕方がない。旭川まで行くんならと美術館による。旭川について、もうお昼だったのでラーメン屋をさがし食べる。餃子はうまかったが、ラーメンはいま一つだった。家族もちょいちょいそんな感想を愚痴っている。旭川美術館では「巨匠たちの饗宴」のタイトル通り有名な画家の絵が目白押しで、岸田劉生、東郷青児、佐伯祐三、小出楢重、藤田嗣治、蒼々たるメンバー。自分が1番気に入ったのは横山大観の描いた富士山だった。シネコンに向かい初めての映画館なので、入り口等迷う。観客は20〜30人ぐらいだろうか?年配が多い。そんなこた〜どうでもいい。いい映画を見にきたのだ。と思いつつも、もっとたくさん入ってたら佐々部監督も喜ぶだろうに、なにしろ本日初日じゃけん。映画の感想はmochiの映画日記に書いた。映画館を出て次女におみやげのためのフルーツパイを買う。帰り道、娘が「見てよかった」と言ってくた。かみさんも娘もが「あのおにぎり食べてるシーン、今日食べたラーメンの文句言ってた自分がはずかしい」ようなことを言っていて、二人とも偉いな。はじめ寝そうだったが、ダイジョウブだったみたいなことで、ともかく見に行ってよかった。
2011年8月17日水曜日
今年の夏の読書
いい本が見つかったので記録しておく。
『なぎさホテル』伊集院静
伊集院さんの著書は少し読んだが、これが1番面白かった。ほぼ実際にあったことを書いているようだ。逗子にある(今はやっていないようだが)ホテルに2年?ほど滞在していた頃のことが書かれている。伊集院さんがまだ作家になる前のことで、彼の生き方やその行動について知ることができ興味深い。またホテルの支配人を始めとするスタッフのエピソードや海辺のホテルのたたずまいが実にいい雰囲気で描かれている。
『夕映え天使』浅田次郎
自分のご贔屓の佐々部清映画監督が今月27日に公開される「日輪の遺産」の原作者の小説。自分はまだこの作家読んだことなかったのだが、気に入った。日輪の遺産は映画で見るので読まないが、その小説の兄弟作品という「地下鉄(メトロ)に乗って」原作の映画をDVDで見た。お話は面白かった。映画そのものにはちょっと文句があるのだが。それで、まずはこの短編集を読んでみようと思ったわけだ。表題の「夕映え天使」の他に5編あったが、どれも面白く読んだ。夕映え天使も面白かったが、あと1週間で時効を迎える喫茶店の店主(犯罪者)と退職間近の刑事が東北のさびれた街で遭遇するお話「琥珀」実にその東北の寒々とした景色と相まって味わい深い。貧乏な少年とその街の丘の上に建つ白い家の少女との出会いから始まる「丘の上の白い家」など自分の中に強烈な印象を残した。どのお話も映画化できそうな印象的なシーンが多いように感じた。浅田次郎という人、作家としてデビューするのがかなり遅かったらしくいろんな苦労をしてきたようだ。そんな人生の経験が作品に表れているのだろう。他の小説も読んでみよう。
鴻之舞鉱山見学〜名寄〜剣淵旅行
8月13日新聞に出ていた「鴻之舞鉱山跡見学ツアー」を予約し、廃墟好きな長女と家族で行くことにした。どうせ道北に行くなら、次女の来年受験予定の名寄の大学も見て来ようということで名寄まで足を伸ばし、剣淵の温泉「レイクサイド桜丘」というホテルが予約できたので、行くことにする。
「鴻之舞鉱山」〜当時ここで育ったおじさんが、鉱山のことを説明して回ってくれた。全くのボランティアだが、寄付を募っているというので、母さんが募金箱に寄付する。夏場は葉っぱが生い茂ってあまり見えないということだったが、坑道の入り口まで入れてもらい面白かった。
紋別に向かい、洋食レストラン安藤で昼食。名寄に向かう。ひまわり畑を見て、受験する名寄市立大学を見学。剣淵に向かい絵本図書館。ホテルへ。まず温泉につかり夕食。これがなかなかよく、満足の1日。次の日は早起きして朝風呂、湖の周りを妻と次女の3人で散策。気持ちがいい。帰りは、道の駅でこの土地の餅米を使った大福を買って帰る。帰り道、下川の万里の長城に寄って、遠軽のトレモロで食事。お盆なので生田原で墓参りをし、林屋さんのソフトクリームを食べる。睡魔が襲うのでかみさんに運転を代わってもらったりしながら、北見に戻る。よい旅行だった。この夏休み出勤日まであと3日あるが、お絵描きで終わることだろう。
2011年8月12日金曜日
一人キャンプ
2年前の道北一人旅に続き、今回は道南一人旅に行ってきた。えりも岬に1番近い百人浜キャンプ場。2泊する。8日〜早朝まずは中札内まで行く。ガソリンが足りないことに気づき、中札内道の駅で休憩しガソリンスタンドが開くのを待つ。満タンにしてスタンドの店員さんに広尾で買い物を勧められ(それ以降は店がないため)広尾町のスーパーで貝付きホタテやさんま、しじみなど買う。肉がないためコープにも寄ってキャンプ場に向かう。黄金道路、海沿いを道路が続く。昆布とりの人やサーファー等もいるが、ともかくキャンプ場へ。到着してさっそくテントとタープを立てようとしたが、なんとペグを忘れていた(がーん)。えりも町のマチまで買い物じゃ〜!襟裳岬の駐車場にいた人に金物屋があるからそこで手に入るだろうと言われ、金物屋に向かう。なんとかペグらしきもの1本140円を10本買い(すげ〜出費!)テントにもどる。夕方から一人でバーベキュー。ビールと日本酒。
9日〜浦河に向かう。大黒座というミニシアター(48席)の映画館。こじんまりしているがとても気に入った!早く着きすぎて映画館近くの図書館や港等見て回る。やっぱり自分は海が好きなんだと改めて思う。「八日目の蝉」を見る。実に素晴らしい映画で(感想はmochiの映画日記に記す)たった一人で見ていたせいもあり3度ほど泣く。映画を見終わって、主人がいたので、なにかと映画の話をする。とってもいいおじさんで好感を持つ。キャンプ場に戻る途中、『親子岩』という岩があって、その岩の近くのレストランで昼食をとる。マスターとその岩のこと等教えてもらう。2月に岩の間から夕陽が見えたらいいことがあるみたいなね。馬のいる牧場も見たかったが、この日は風呂に入らねばならず、キャンプ場にいそぐ。襟裳岬がめずらしく霧が晴れているようなので、先端まで行って写真を撮った。キャンプ場に戻り近くのお風呂ヘ行って、今晩もバーベキュー。昨日は豚串だったのでこの日は鳥串、それからなぜかナスと芋を焼いたりして夕食をとる。流し場で、サイクリングクラブの人達がいたので、どこからか聞くと、青山学院の大学生だった。他に岡山の高専の18歳のライダーやオレより歳の行ったおじさんは7月12日から北海道をツーリングしているようで、アイヌのことを調べているようなことを話していた。
10日〜ちょっと寝坊、キャンパーはみんな早起きだ。ライダーも静岡ナンバーの夫婦ももう出掛ける準備ができているようだ。朝飯は軽くとうきびなど焼いてあとゆで卵。昨日の朝はご飯をたいてみそ汁も作ったが、この日は作らない。テントを片付けて、また黄金道路から広尾、中札内、家族へのお土産を帯広の六花亭で買って一路北見へ。昼は池田町の道路脇にあったレストランで食べ、足寄まで走る。睡魔がひどく道の駅で仮眠。やっぱり眠く陸別でまた仮眠。4時過ぎようやく北見に到着。充実の3日間だった。
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